11周年ありがとうございます!
tinto*tinto11周年!ありがとうございます。
11年の感謝
今からちょうど11年前の今日、2010年11月3日。
まだ子育てにも慣れていない私たちがまだまだ手のかかる盛りの1歳の長男とともに、家族でひと部屋だけの宿をはじめた。民宿でもペンションでも1棟貸しでも民泊でもない。ホテルみたいだけどカフェや雑貨屋さんみたいでもある、ひと部屋だけの宿。
今でこそ1部屋だけの個性的な宿が増えたけど、当時はとっても珍しく「ひと部屋でやっていけるの?」とよく言われたもの。
あれから気づけば、11年。
今は2部屋になっているけど、昨年には「ひとつやどおきなわ」として法人化、そして今年には「tinto*tintoマーケット」として、念願でもあった沖縄雑貨のオンラインマーケット事業も開始した。
沖縄の片田舎でたった1つの部屋から始まって、コロナの荒波もありながら11年間何だかんだでやってこれたのも本当に多くのお客様のおかげです。感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。
引き続き、ゆっくりゆっくりゆっくり私たちのペースでやって参りますので今後ともどうぞよろしくお願い致します。
▲11年前の建築当時の様子
▲今はこんな感じ
11周年の心境の変化
11周年!とはいえ気持ち的には昨年の10周年で一区切り。
何より法人化してまだ2期目ということもあるし「またいちから一歩一歩地道に」と心を新たにスタートしたばかりという感覚も強い。
初心に戻って、いい意味で思い入れとか感慨深さみたいなものが少し薄らいだのかもしれない。合わせて法人化で意気込んだ思いもコロナが軽くいなしてくれて、いい感じに肩の力が抜けているというか。
もう2年になろうとしているコロナ禍。自分たちの努力だけではどうにもならない憔悴や葛藤ももちろんある。
そんな中でも、これまで支えて頂いたお客様の思いを受け取ることで、すべきことさえしっかりしていればきっと「なるようになるさ」という、前向きな気持ちになれていることも大きいかもしれない。沖縄で言うところの本来の「なんくるないさー」を本当の意味で体感できてきたのかなぁ。(南国気質で楽観的な言葉の代表として使われているけど、本来の意味は、「挫けずに正しい道を歩むべく努力すればいつか良い日が来る」です)
荒波には逆らわず、その時々の波や流れに上手に乗ることなのかなぁ。海にも学ばせてもらっています。
▲tinto*tintoが11歳なら、長男は12歳に、次男は8歳になります。
12年目は
首里城の焼失、コロナ禍、そして軽石の漂着。。努力や思いだけではどうにもならない、ということを、11年やって初めて思い知ったここ数年。
それまでの沖縄観光が盛り上がってきていた年月に比べたら、ある意味宿として観光業として初めての小休止のような期間であったのは確かなのだけど、今までと同じことをやっていてはいけない、変わらねば、、と、何かと目まぐるしかった1年。
先が見えないこの1年にやってきたことと、これまでの11年の積み重ねの掛け算が、次の1年、次の10年の礎になるのだと信じています。
12年目はまた次のチャレンジもしてみたいなと思っていますので乞うご期待を!
改めまして、これまで支えてくれた、多くの多くのお客様、お取引先の皆さま、スタッフのみんな、そして家族とマチャンマチャンの両親。本当にいつもありがとうございます。
これからもここ、古宇利島を望む高台の上で、皆様のお越しをお待ちしております。12年目もどうぞよろしくお願い致します。
最後は、今年2021年らしく、小笠原から流れついた軽石ビューのtinto*tintoの眺めで締めます(笑)
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合同会社ひとつやどおきなわ
沖縄のひとつ宿tinto*tinto
スタッフ&ファミリー 一同
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