中学生の職場体験を受け入れました!
名護市立大宮中学校から職場体験に!
先日、11月28日から3日間、名護市の大宮中学校2年生の2名が職場体験に来てくれました!
小宿のお仕事とは
「接客に興味がある」と言って小宿のtinto*tintoを選んでくれていたのですが、大きなホテルと違い、小さな宿はお客様と接する時間はチェックイン、チェックアウト、ご滞在中あわせて多くても1時間ないくらい。
それ以外の時間はほぼ、準備、お掃除、メンテナンスなんです、という話からしなくてはなりません。。
でもそれが実は宿のお仕事の要。
接客ももちろん大事ですが、それ以上に、いかにいい準備をするか、宿をいい状態で保つか、それが宿の大事なお仕事なのです。
それを少しでも体験して知ってもらい、そこにお客様が喜んでくれることで気持ちの良いコミュニケーション(接客)が生まれ”やりがい”につながる、ということが伝わればいいなといつも思っています。
そんな小宿の体験体験の一端をご紹介します。
お部屋のセッティング
tinto*tintoがとても大事にしている、1組1組のお客様に合わせたセッティング。
体験期間中にご宿泊されるお客様の構成に合わせてお部屋のセッティングとチェックアウト後のお掃除。
小さなお子様がいるときは、、大人2名の場合は、、と。
3日目にはすっかり宿スタッフのように進んでやってくれました。
朝食作り体験
朝食作りの体験もしました。
自分たちで作った朝食は、お天気も良かったので2Fのテラスで。
ご旅行に来られたお客様の気持ちになってのんびりおしゃべりしながらくつろいでもらいました!
施設のメンテナンス
1階2階のデッキを水で流しながらブラシで磨いてもらったり、
2階のカウンターテーブルやイスのペンキ塗りをしてもらったり。
二人ともとっても仕事が早くてとっても熱心!3日間あいた時間で率先して毎日やってくれました!
おかげでデッキテラスもカウンターやイスも全部キレイになりました!ありがとう〜!!
チェックアウトの対応
中学生の職場体験時間も限られているので、皆さんがお客様と接することが出来るのはごくわずか。
もうすぐ1歳になる男の子がいるご家族とチェックアウトに接することができて、2人は兄弟も多く抱っこもあやすのもとっても上手でお客様も喜んでいました。
かわいい雑貨も大好きな女の子たち。あいた時間に「これが好き、これ欲しいな〜」とか楽しくおしゃべりしながら吹き上げてくれたギャラリーの器をお客様にご購入頂くことになり、
ご購入商品のレジ打ちや包装も対応してくれました!
沖縄の子達にも好きになってもらえる場所でありたい
3日間の体験が終わり帰り際「ずっとここにいたいな〜」と。
沖縄の風景に慣れている地元の子たちにとっても、そう感じてくれ喜んでもらえたこと、とても嬉しかったです。
沖縄の子達にも好きになってもらえるこの景色、空間、私たちもこの場所を大事にしていかないとな〜と改めて感じました。
体験に来てくれたお2人とは、我が家の中2の長男と共通の知り合いもいたりと、不思議なつながりに面白いね〜と。
今後も遊びに来たり、将来どこかで会えたりするのかなぁと、新しい出会いや繋がりにも感謝なのです。
そんな日々の生活ではありえないような出会いや繋がりが、実際のお客様とで起こるのが小さな宿のお仕事の醍醐味ではありますが、実際に体験してくれたその裏のお仕事というのは、地元の子供達にとっては普段なかなか触れる機会もなく、きっと未知の世界だったのでは。
一期一会の出会いの楽しさ、その裏にある準備の大切さを感じてくれたらいいなぁと思うと同時に、大きな組織で働くだけでなく、こんな働き方や暮らし方もあるんだな、と将来を考える際の選択肢の一つになったらいいなというも思いもあります。
将来のことを色々考える時期の子どもたちには、今の時間を大切に、そして将来の夢や理想も大切に、貴重な青春時代を大事に過ごして欲しいです!
最後に、体験に来て頑張ってくれた中学生のお二人、毎日遠く今帰仁まで送迎をしてくれた保護者の方々や見回りに来てくれた先生、そしてこんな機会をアレンジしてくださった名護市教育委員会のみなさま、本当にありがとうございました!
(※画像の掲載は保護者と本人の許可をとっています)