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tinto*tintoからのお知らせです。

中学生の「職場体験」を受け入れました!

先日、名護市立屋部中学校の1年生2名が、「職場体験」にtinto*tintoに来てくれました。

ふたりとも、宿泊やサービス業の職種を希望して来てくれたとのことで、積極的に質問したり、興味を持って前向きに取り組んでくれました!

緊張の1日目。準備が全て。

まずはtinto*tintoについて知ってもらい、どのような気持ちで仕事に臨むかを説明。

途中、チェックアウトのお客様がいらっしゃり、雑貨のお買いもの対応、そして、お客様のお見送りも一緒に。

チェックアウトが終わると、次のお客様への準備です。


▲隅々まで丁寧にやってくれました♪

「時間がかかっても丁寧にやることを優先しています」と伝えていたので、真面目に丁寧に一つ一つ気を配ってくれていました。

その日のお昼休みには「宿といったら”接客サービス”というイメージだったけど、意外とお客様と接する時間って少ないんですね。」と。

そうなのです、特に1日2組の宿なので、直接お客様と触れ合うのはほんのわずか。

tinto*tintoの仕事は9割は準備なです。

丁寧に心を込めてお部屋や環境を整えて、それをお客様が感じ取ってくれて、喜んでくれる。それが宿の仕事のやりがいになっているんだよ、という話しもしました。

慣れてきた2日目。

初日は、緊張といつもと異なる環境で疲れたのか、ふたりとも帰ったらお昼寝しました、、と。(中学生はまだまだ可愛いですね)

朝は、連泊のお客様のお部屋掃除のお手伝いや外回りのお掃除を。


▲お部屋周りの落ち葉のお掃除

お掃除が終わったら、いつもお客様にお出ししている朝食の豆乳パンサンド作り体験を。


▲パンや野菜を丁寧に切って


▲はい出来上がり!

自分たちで丁寧に作ったサンドをお客様のお部屋にお持ちするのと同じようにかわいい器盛って。自分で作ったお昼ご飯、とっても喜んでくれました!

午後はメンテナンスのペンキ塗り。

そろそろ終わりに、、と伝えても、まだやりたいと時間ギリギリまでやってくれました。

最後は「緊張で疲れたこともあったけれど、楽しかったです!」と笑顔で挨拶してくれました。

私たちも、2日間、それぞれの趣味の話、学校の話などたくさん聞かせてくれて楽しく過ごさせて頂きました。

最近の中学生は違うなぁ、、と思ったことは、自身で動画や写真や音声をたくさん撮っていたこと。後日まとめてスライドを作成し、みんなに発表するそうです。

知らないことやわからないこともちゃんと質問して、自分の思いを形にして伝えられる子どもたち。本当に素晴らしいなと思いました。

2日間通して伝えたかったこと

すぐにイメージしやすい大きな企業、ではなく、うちのような「小さな宿」をやっている人ってどんな思いを持って日々運営しているのか、に少しでも触れてもらい新しい発見があれば、、と思っています。

自分たちのやりたいことと暮らし方のバランスを考えて、仕事と家庭、両方を大事にする暮らし。大きな組織で働くことだけがお仕事ではなく、こんな生き方もあるんだということ。

これからの進路や職業選択、セカンドキャリア選択など、自分の将来を考える時に、そんな私たちの思いやスタンスが少しでも頭の片隅に残っていてくれたら嬉しいなぁと思っています。

2人ともtinto*tintoに来てくれてありがとうございました!

来てくれてた生徒さんたちはもちろんのこと、見回りにきてくれた先生方、遠くまで送迎してくれた保護者の皆さん、コーディネートしてくれた教育委員会のスタッフさん、本当にありがとうございました。

機会があればこれからも受け入れを続けていきたいと思います!

(※画像は本人・保護者の許可をとって掲載しております)

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合同会社ひとつやどおきなわを経営する2時の母。横浜出身。私立幼稚園に4年勤務後、ワーキングホリデーにてオーストラリアへ。帰国後、調理師学校夜間部へ通い調理師免許を取得。子育てを田舎でするために結婚と同時に夫婦で沖縄移住し、那覇のインターナショナルスクールで2年勤務。出産を機にやんばるへ居を移し、夫婦でtinto*tintoをオープン。

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