中学生の社会体験を受け入れました!(2024年1月)
名護市立屋部中学校から社会体験に!
先日、1月24日、25日の2日間、名護市の屋部中学校1年生の2名が社会体験に来てくれました!
2人は幼馴染みでクラスも部活も一緒だそう。すごく仲が良くとても楽しそうに仕事をしてくれて、2人の優しい雰囲気に私たちもとても癒されました。2日間とても真面目に丁寧に仕事に取り組んでくれてありがとうございました!
そんなおふたりのtinto*tintoでの社会体験の一端をご紹介します。
チェックインの準備
まずはチェックインの準備。
「今日のチェックインは大人2名と〜」と、ご宿泊予定のお客さまを想像しながらお部屋の準備をします。
ほうきでデッキを掃いたり、窓を磨いたり外回りの仕事も。海のそばの宿は「窓が命」です!
メンテナンスのお仕事
職場体験ではいつも人気の作業、ペンキ塗り体験も。潮風に晒される備品は定期的なメンテナンスが必要なのです!
レセプションと雑貨コーナーも掃除してくれて、商品も拭いて並べ直してくれました。
普段から仲良しの2人の連携プレーでとてもきれいになりました!
連泊時の清掃
連泊のお客様のお部屋に入って、簡単な清掃とセッティングも体験。
お客様が帰ってきた時に喜んでもらえるように、ものを丁寧に動かしながら掃除をしセットをし直します。
朝食作り体験
朝食作りも体験しました!
きれいに見せるための盛り付け・切り方など、普段のお家での”お手伝い”とは違う部分を意識しながら作業をしてくれました。
上手にできました!!
伝えたいこと
職場体験に来てくれる生徒さんたちはほぼ「人と接することが好き」と言ってくれる。確かにそれは必要なことなのだけど、小さな宿のお仕事のほとんどは「準備・お掃除・メンテナンス」。
意外に思われるけど、お客様の滞在時間は長くても直接の対面時間はそれほど長くない。
中学生が活動できる日中の時間帯の中では、2日目にご滞在中のお客様にお会いできたくらい。でも、その”一瞬”のために頑張ってくれた”準備”がある、ということを体感してくれたら嬉しいなぁ。
見えないところでの努力が無ければ、お客様に気持ちの良い滞在をして頂けないし、結果的に気持ちのいい接客が生まれない。
見えないところでのお仕事にご満足頂くことで生まれるお客様とのコミュニケーションが宿の醍醐味なのではないかなと思うのです。
そうすることで、後々、お客様からコメントや感想をもらったり、心地の良いご滞在を思い出してまた来たいなと思ってもらったり、毎年来るのを楽しみにしてくれるリピーターさんになってくれたり。
そんな循環を生むためにはどんなサービスや環境が必要なのかを考えること、対面だけでは伝わらない準備・掃除・メンテナンスがとても大切なのだということ、いつもお話ししています。
この先の長い人生の中で、今回の体験をふと思い出してくれることがあればそんな嬉しいことはありません。
今の時間を大切に、そして将来の夢や理想も大切に。そのために好きなこと、やってみたいこと、夢、はたくさん持ってほしいです。
新しいことにチャレンジしたり旅をしたり、どんどん世界を広げていってくださいね!また遊びに来てね〜!
最後に、体験に来て頑張ってくれた中学生のお二人、毎日遠く今帰仁まで送迎をしてくれた保護者の方々や見回りに来てくれた先生、そしてこんな機会をアレンジしてくださった名護市教育委員会のみなさま、本当にありがとうございました!