沖縄那覇空港から車で北上すること約1時間半。
「ぬ〜んねんしが(何もないけど)今帰仁村」と言われるほど、 手つかずの大自然や沖縄の古き良き原風景が未だに残る沖縄北部今帰仁村。 都会にはありそうな何か、というのは何もないけど、でもそれ以外の何かがあって、満たされている、そんな村。
そんな村の中でも特に、さざ波の音、鳥のさえずり、虫の声、夜にはフクロウの声なんかもよく届く静かなのどかなエリア。
ウッパマビーチと古宇利島に挟まれた蒼い蒼い海を見下ろす高台に、“沖縄のひとつ宿 tinto*tinto”はあります。
同じ敷地には先駆けて2006年にオープンしていた「オルッサの宿マチャン・マチャン」も。
敷地とエントランスを共有し、雰囲気をそのままに、そして小さなお子様もお泊まり頂ける1日1組限定の離れ宿として、2010年、tinto*tintoがオープンしました。
現在は、開業当時に1組だけをお迎えしていたプライベート感のある離れのお部屋、和洋室タイプの「空ルーム」と、
赤瓦コテージの琉球ビーグのお部屋、和室タイプの 「海ルーム」と「風ルーム」の2部屋、
計3室を、オーナー家族がスタッフと共に運営しています。
旅の朝をゆっくり楽しんで頂くために、tinto*tintoでは朝ごはんを木箱に入れてお部屋にお運びしています。
朝ごはんは、沖縄の食材や野菜、地元の島豆腐屋さんの豆乳を使ったパンなど、身近に手に入るものを。またジャムなども旬のフルーツを使って丁寧に時間を掛けて手作りをしています。
また、朝ごはんやお部屋でご利用頂く、器にグラス、お箸にカトラリー、お部屋やカフェルームに並ぶ小物なども沖縄の作家さんのものを使い、その作家さんの作品もカフェルームで展示・販売もしています。
また、古宇利島とウッパマビーチを望むテラスにはカウンター席とハンモックをご用意しております。
そんな都会の喧騒から離れた海の見えるのどかな場所の海の見えるカフェのような雑貨屋さんのような小さな宿で、旅のひとときを楽しんで頂く空間と時間をご提供しています。
どこにもない私たちなりの”沖縄”というものを感じて頂ければと、そう思っています。
tinto*tintoとは、沖縄と今帰仁村の方言で「天と空」の意。
本島でも有数の美しさを誇る海や対岸に望む古宇利島はもちろんのこと、
日中には、白い大きな雲が漂う青い空、
夕暮れ時には、古宇利島を照らすようにさす夕陽が染める薄紅色の空、
夜には、天の川もくっきり見える満天の星がまたたく漆黒の空、
朝には、古宇利島のてっぺんから昇る神々しい朝陽が輝く黄金色の空、
そんな「空」も楽しんで頂きたくてこの名を付けました。
日々の暮らしの中で大切にしたい何か、とか
昔はそう思っていたけど忘れていた何か、とか
多忙で慌ただしい日々は少しだけおうちにおいといて、 tinto*tintoからの空と海を眺めながら、 そんなことを少しでも感じて頂けるような時間と空間であれたらこんなにも嬉しいことはありません。
この空の下、この海の前で、皆様にお会いできることをスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
来て頂くお客様にとっての“ひとつ宿”となりますように。
tinto*tinto
合同会社ひとつやどおきなわ
代表 江本ゆうすけ あやこ