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tinto*tintoからのお知らせです。

高校生まで子供料金にします!

中学生・高校生の家族旅行を応援します!

11年前、長男がまだよちよち歩きの1歳だった頃。

自分たちと同じく「初めての慣れない子育てに四苦八苦している新米ママパパが”ほっ”と出来るような宿を作りたい」と、当時はまだまだ少なかった乳幼児から泊まれる1組だけの宿をオープンしました。

あれから11年少々が経ち、その長男はこの春から中学生になります。

幼児期の大変さが終わり、やっと家族で気軽に旅行ができるようになる小学生期。でも実際なってみるとそんな時期はアっという間。

高学年ましてや中学生になると「勉強が、部活が、友達が、」となり、せっかくできるようになった家族旅行の機会も減っていく、、と思いながらも我が子の小学校卒業を迎える年になりました。

けれど、心と体が成長していくこれからの時期にこそ、旅が必要だと思うのです。

普段では出会わないような人に会い、普段見ないような場所へ行き、普段の生活では味わえないことを体験し、まだ知らなかったことを知ること。そんな、旅での機会を得ることは、思春期を迎える中学生・高校生にこそ必要なことだと思うのです。

家族旅行なんて行ってるヒマはないし恥ずかしい。。そんな子供たちの声も聞こえてくるかもしれません。でも、年に1度か2度の家族旅行も行けないほど、当たり前に学校や部活の”休んではいけない空気”に縛られることってほんとにいいことなのか。

“どちらも大切にする生き方”、というと大げさかもしれないけれど、本当は旅行が好きなのに我慢している方々にこそ旅をしてもらいたい。もちろん私たちもそうしたい。そんなことを子どもの成長とともにずっと考えてきました。

少しでも中学生、高校生が家族と旅行へ行くハードルが下がるといい。そして中高生との家族旅行もこれからもっともっと普通になっていったらいい。

11年前、開業時に目指した新米パパママを応援したい!の思いだけはなく、中学生の子どもを持つ親になるものとして、いつまでもどの世代の子育ても家族旅行も応援できる宿になれたらいいなと思っています。

学校の問題、部活の問題、平日休めない問題。。乗り越えねばならぬ大きな問題は様々あるけど、私たちが今できることとして考えた結果、まずは、2022年の4月から、交通機関や宿泊施設の一般的な常識である「中学生から大人料金」を「高校生まで子供料金」に変えていこうと思います。

小さな宿の取り組みではあるけど、自分たち家族が泊まって嬉しい宿を目指し、そして少しづつ業界も変わっていったらいいなという思いも込めて。

ご予約の際のご注意

システム的に、中高生は大人料金として換算させてしまうので、ご予約の際は、小学生として人数をご入力頂きご予約をお願い致します。

その際に、小学生か、中学生か、高校生かがわからなくなるので、備考欄に必ず、中高生が同伴の旨、ご記入お願い致します。

[あとがき] 平日の旅も増えるように

旅に関することを仕事にしているものとして旅の意義や意味を見失わず、家族旅行は子どもたちの成長に合わせてずっと続けていきたい大切な家族行事です。そして旅することも仕事の一環として普段の生活と同じように大切にしたい。

これから子どもたちが中学生になっても高校生になっても続けていきたいと考えています。

そして今後、もうひとつ課題だなぁと思っていること。「平日の旅行ももっと気軽に行けるようになったらいいな」も考えていきます。

会社や学校が感染症対策でリモートワークやオンライン授業が広がっていく中で、長期休暇に合わせて混雑する時に旅行するのではなく、平日に地域で暮らすように旅をしながら、自分たちとは違う暮らしや生活を体験し、知って視野を広げる、そんなことももっと増えていったらいいなと考えています。

私たち自身が、観光県に住んでいて思うこと。それは「平日の観光客の少なさと平日の沖縄はやっぱり最高だね、、」ということ。そんな平日の素顔の沖縄も実際に体験して頂きたいのです。

平日の旅行やお出かけがもっと普通になって欲しいという思いや、家族との暮らしを大切にしたいという思いから、今後はあえて平日のみにオープンする「海が見えるパーラー」や平日ご宿泊者向けの「沖縄移住と田舎暮らし相談会」や「海の見える宿のお仕事体験」など、宿からそういった姿勢を見せていくこともできるのではないかと考え、準備を進めています。

田舎暮らし相談やお仕事体験では、東京や横浜から沖縄に移り住んで16年、宿を始めて12年の私たち夫婦が、普段の暮らしで大切にしていること、自分たちのやりたいことに合わせた暮らし方を作ること、田舎での子育てについて、など、ご相談者さんのお好きな話題でざっくばらんにお話しができたらいいなと思っています。

これらについては続報をお待ちくださいませ。

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合同会社ひとつやどおきなわを経営する2時の母。横浜出身。私立幼稚園に4年勤務後、ワーキングホリデーにてオーストラリアへ。帰国後、調理師学校夜間部へ通い調理師免許を取得。子育てを田舎でするために結婚と同時に夫婦で沖縄移住し、那覇のインターナショナルスクールで2年勤務。出産を機にやんばるへ居を移し、夫婦でtinto*tintoをオープン。

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